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2021年1月6日(水)飼育動物の飼料として活用!

 過日,本園の植栽管理を委託している洛北造園からカシの剪定枝の提供を受けました。

 これまで,園内の剪定枝の利用や京都府立植物園から剪定枝の提供を受けたことはありますが,今回のような形は初めてになります。

 園内剪定枝を各動物担当が取りに。

 京都府立植物園からの剪定枝の受け入れ。

 何が初めてかというと,その剪定枝が上京中学校のグラウンド沿いにあるカシの木だということです。こうした取組は,SDGsや環境を学ぶ機会としても活用できるとともに,廃棄物の減量につながります。


 また,動物達にとっても餌のバリエーションが増えるなどの利点があります。実際,ゴリラ,チンパンジー,アカゲザル,ゾウ,キリンなどの飼育動物で餌として活用し,おいしそうに食べている姿は,植物と動物の関係を学ぶのに役立つと思います。





 今後も機会があれば,こうした活動に取り組んでいきたいと考えています。ただ,動物園には運搬用の車両がなく,購入飼料との兼ね合いや薬剤が付着していないか等いろいろと調整すべき点はありますが,もし,学校・企業等で御興味のある方がいらっしゃいましたら,ぜひお声がけください。
 副園長 和田
 075-771-0210,kyotoshi-doubutsuen@city.kyoto.lg.jp