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2018年11月30日(金)ツシマヤマネコの移動及び来園について

この度,環境省によるツシマヤマネコの保護増殖事業の一環として,下記のとおり,ツシマヤマネコの移動及び来園が決まりましたのでお知らせします。

これにより,本園では,「ミヤコ」(メス16歳)及び本園で誕生した「勇希(ゆうき)」(オス1歳),「優芽(ゆめ)」(メス1歳)と九十九島動植物園(長崎県佐世保市)から新たに受け入れる「リョウ」(オス)の計4頭を飼育することとなります。

1 本園から移動するツシマヤマネコ

 ⑴ 愛    称  ユイ(メス)
 ⑵ 出生年月日  平成29年4月27日生(1歳)福岡市動物園生まれ
 ⑶ 移動先  九十九島動植物園(長崎県佐世保市)
 ⑷ 移動予定日  平成30年12月5日(水)
 ⑸ その他  平成30年1月17日に福岡市動物園から本園に来園

2 本園に来園するツシマヤマネコ

 ⑴ 愛    称  リョウ(オス)
 ⑵ 出生年月日  平成26年5月27日生(4歳)九十九島動植物園生まれ
 ⑶ 来園予定日  平成30年12月6日(木)
 ⑷ 来園の目的  「優芽」(メス)との繁殖を目指します。なお,非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で飼育管理を行うため,御来園いただいても御覧いただくことはできません。

3 これまでの経過

⑴ 平成24年4月に,ツシマヤマネコの保護増殖事業についての普及啓発を目的として,ツシマヤマネコの展示を開始しました。
⑵ 平成26年5月に環境省と公益社団法人日本動物園水族館協会の間で締結した「生物多様性保全の推進に関する基本協定」に基づき,本園と東山動植物園(愛知県)が飼育下繁殖の第二拠点として位置付けられました。
⑶ 平成27年1月に,福岡市動物園から「メイ」(メス),九十九島動植物園から「キイチ」(オス)が来園しました(キイチは,平成29年12月九十九島動植物園へ移動。)。
⑷ 平成28年4月8日に,「メイ」が帝王切開により2頭を出産しましたが,同日に2頭とも死亡しました。
⑸ 平成29年5月11日に,「メイ」が再び帝王切開により2頭(「勇希」,「優芽」)を出産しました(メイは,平成29年12月に井の頭自然文化園へ移動。)。

4 ツシマヤマネコ保護増殖事業全般についての問合せ先

環境省対馬自然保護官事務所
〒817-1603
長崎県対馬市上県町佐護西里2956-5
 電話 0920-84-5577


当園から移動するユイ


来園するリョウ