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2018年2月7日(水)文部科学省科学研究費助成事業における研究機関の指定について
京都市動物園は,平成30年1月31日付けで,
文部科学大臣から科学研究費補助金取扱規程に規定する研究機関としての指定を受けましたのでお知らせします。
科学研究費助成事業は,人文学,社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり,基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり,ピアレビューによる審査を経て,独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。
(独立行政法人日本学術振興会のウェブページより引用)
研究機関の指定を受けたことにより,京都市動物園は研究員が独自の研究計画を立てて「科研費」を申請し,採択されれば科研費による助成を受けて研究を推進することができるようになります。
京都市動物園は,この研究機関の指定を受けるために,今年度「生き物・学び・研究センター パワーアップ事業」を掲げて研究体制を強化し,研究や教育に関する事業を進めてまいりました。
生き物・学び・研究センターとは
科学研究費補助金取扱規程に規定する研究機関の指定を受けたことで,その名に恥じないように,今後さらに京都市動物園における研究・教育内容の充実を図ります。
<科学研究費補助金取扱規程に規定する研究機関とは>
科研費への応募資格を有するためには,「科学研究費補助金取扱規程(昭和40年3月30日文部省告示第110号)」第2条で定める次の「研究機関」において,公募要領に定める要件を満たしていることが必要です。
1)大学及び大学共同利用機関
2)文部科学省の施設等機関のうち学術研究を行うもの
3)高等専門学校
4)文部科学大臣が指定する機関
(文部科学省のウェブページより引用)
京都市動物園が「研究機関」となるためには,4)の文部科学大臣が指定する機関としての承認を受けなければなりませんでした。そのための要項はこちらです。
科学研究費補助金取扱規程第2条第1項第1号及び第4号並びに同条第8項の機関の指定に関する要項(文部科学省のウェブページにリンク)
これらの条件をクリアして,ようやく上の写真にあるとおりの指定をいただきました。
日本国内の研究機関は次のウェブページにある通りです。
機関番号一覧(日本学術振興会「電子申請のご案内」内の該当ページへリンクしています。)
ウェブページを開くと,以下のようなリストが見えます。
このリストの下の方,84300番台が京都府内での4)カテゴリーの研究機関のようです。
京都市動物園の機関番号は84315番となります。
このリストには,「動物園」はありません(京都市動物園はまだ掲載されてはいません)。
水族館は,87702 公益財団法人鹿児島市水族館公社があります。
公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟する施設としては,他に73901 公益財団法人日本モンキーセンターがあります。