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2016年8月26日(金)グレビーシマウマの死亡について

京都市動物園で飼育していましたグレビーシマウマ「ライラ」が,死亡しましたのでお知らせします。

                      記

1 死亡した個体について
⑴ 性別      メス
⑵ 死亡年月日  平成28年8月26日(金)
⑶ 死亡原因  横隔膜ヘルニアによる衰弱
⑷ 出生年月日  平成7年6月1日 東京都多摩動物公園生まれ
⑸ そ の 他  平成12年6月,平成13年11月,平成15年6月,平成18年6月,平成22年7月に1頭ずつ出産,計5頭の子をもうけました。


2 経過
8月20日から食欲がなくなり注射や飲水で投薬治療を継続していましたが,26日朝7時30分ごろサブグラウンドで死亡しているのを確認しました。

(参考)グレビーシマウマ(奇蹄目ウマ科 英名:Grevy’s Zebra  学名:Equus Grevyi )エチオピア,ケニア北部の乾燥した平原で10頭程の群れをつくり暮らしています。野生ウマの中で最も大きく,体高:140~160cm,体重:350~420kgで,性成熟はメスが3歳,オスが4歳とされ,寿命は25~30年と推定されます。ワシントン条約では,付属書Ⅰ「絶滅のおそれのある種で取引により影響を受けるもの」に指定され,国際自然保護連盟(IUCN)のレッドリストには,絶滅危惧種(Endangered)として掲載されています。平成28年3月31日現在,国内で飼育されているグレビーシマウマは20頭(オス10頭,メス10頭)です。