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2014年9月25日(木)ブラジルバクの誕生について

  京都市動物園で飼育中のブラジルバクに赤ちゃんが誕生しましたので,下記のとおりお知らせします。
また,現在「ゾウの森」ゾーンの整備工事のため,平成27年春頃までブラジルバクの展示を休止しており,御覧いただけませんので,ひかり・みず・みどりの熱帯動物館において,親子の様子を映像で御紹介する予定です。

1 誕生したブラジルバクについて
⑴ 頭   数  1頭
⑵ 性   別  不明
⑶ 出生年月日  平成26年9月25日(木)午前4時
⑷ 体   格  体長 約55cm
⑸ 公   開  平成27年春頃
⑹ 愛   称  公募により決定
          (詳細については後日発表します)
⑺ そ の 他  父「カルロス」と母「ミノリ」の第二子として誕生しました。
           子どもの間は,体に白い斑点と縞模様が入っています。
           父「カルロス」 平成14年6月30日伊豆シャボテン公園生まれ
                    平成19年2月28日来園
           母「ミノリ」    平成16年10月23日横浜市繁殖センター生まれ 
                        平成19年11月22日来園

2 取材について
  生まれたばかりの赤ちゃんへのストレスを避けるため,赤ちゃんの撮影をしてい
 ただくことができません。
 ※現在の様子の画像や動画を提供することができますので,御希望の場合は,
  動物園まで御連絡ください。

 「ブラジルバク」の展示について
  新「京都市動物園構想」に基づく,「ゾウの森」ゾーンの整備工事のため,
 平成26年9月8日(火)から展示を休止しております。
   平成27年春ごろから展示を再開する予定で,展示再開日程等については,
 後日改めてお知らせします。
   なお,親子の様子については,ひかり・みず・みどりの熱帯動物館内ひかりの
 ゾーンのモニターで御紹介する予定です。

(参考)ブラジルバク(英名 Brazilian Tapir,学名 Tapirus terrestris
奇蹄目,バク科
体長約 2m,体高約 1m,体重約 170kg の中型のバク。ブラジルを中心に
アマゾン川流域の低地に広く分布しています。平成24年12月31日現在,
国内では13施設でオス13頭,メス15頭,性別不明1頭,計29頭が飼育さ
れています。
 また,国際自然保護連合(IUCN)におけるレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類
Vulnerable(VU)に指定されています。