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2014年7月17日(木)マンドリルの移動について
この度,京都市動物園で誕生したマンドリルの「ランマン」が,繁殖を目的として広島市安佐動物公園(広島県)に移動しますので,お知らせします。
ランマンは,父「マンゴロウ」と母「オネ」の第四子として誕生し,元気に成長しました。
1 移動予定日
平成26年7月22日(火曜日)
※ 体調等により,延期する場合があります。
※ 7月22日は休園日となり,移動の様子についてはご覧いただけません。
2 移動するマンドリルについて
⑴ 愛称
ランマン
⑵ 性別
メス
⑶ 出生年月日
平成21年4月4日 京都市動物園生まれ
⑷ その他
本園では他に,「ベンケイ」(オス)と「オネ」(メス),ベンケイとオネの子「マンゴー」(メス)の3頭のマンドリルを飼育しています。
3 移動の目的
「広島市安佐動物公園」で飼育している「トヨタロウ」(オス 16歳)との繁殖を目指します。
(参考)マンドリル(霊長目 オナガザル科 学名:Mandrillus sphinx 英名:Mandrill)
中央アフリカ西部(カメルーン東部,ガボン,赤道ギニア,コンゴ)の森林に生息しています。
複数の雄と複数の雌で20~50頭,時には200頭をこえる群れをつくることが知られています。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにはVulnerable(VU)として記載され,ワシントン条約の附属書Ⅰ
(絶滅の恐れが最も高く,特に厳重に取引が規制されている種)に掲載されています。
平成25年12月末現在,国内では,24園館で67頭(オス:35頭,メス:32頭)が飼育されています。
(ランマンの様子)