ニュース

2014年1月28日(火)アミメキリンの移動について

 この度,京都市動物園で誕生したアミメキリンの「紫雲(シウン)」が,
繁殖を目的として,浜松市動物園(静岡県浜松市)に移動しますのでお
知らせします。紫雲は,父「清水(キヨミズ)」と母「未来(ミライ)」の第三
子として誕生し,元気に大きくなりました。
                  記
1 移動予定日  平成26年3月3日(月)
※ 紫雲(シウン)の状況により,延期になる場合もあります。
※ 移動当日の取材については,動物の搬出に支障を来たす恐れがあり
 ますので,御遠慮願います。

2 移動するアミメキリンについて
 ⑴ 愛   称  紫雲
 ⑵ 性   別  メス
 ⑶ 出生年月日  平成23年3月12日 京都市動物園生まれ
 ⑷ その他
   現在,父「清水」と母「未来」と「紫雲」,「瓜生(ウリュウ)」の四頭を飼育して
 おり,第二子「音羽(オトワ)」は平成22年11月15日にみさき公  園へ移動
 しました。

3 移動の目的
  「浜松市動物園」で飼育しているリョウ(オス 4歳)との繁殖をめざして移動し
 ます。

  (参考)アミメキリン(英名 Reticulated Giraffe 学名 Giraffa camelopardalis
  reticulata
 )
  サハラ砂漠以南のサバンナ地帯で,通常1頭の雄に2~3頭の雌とその子ども
 たちで群れを作って住んでいます。角は雌雄ともあり,突起した骨が毛の生えた
 皮膚で包まれています。現生動物で一番背が高く,雄では5m以上になります。
 こんなに首が伸びたのは高い場所の食べ物を食べられるように適応したためと
  いわれており,肉食獣の接近をいち早く知るためにも役だっています。しかし頸椎
  (首の骨)の数は人間や他の哺乳類と同じ7個です。
  平成24年12月31日現在,国内では42施設で130頭(オス53頭,メス77頭)
  が飼育されています。