ゾウの森エリア紹介

平成21年11月に策定された共汗でつくる新「京都市動物園構想」に基づく施設整備事業の第7弾として「ゾウの森」がオープンしました。

基本テーマ

[【Wonderful/Great 驚き】~知性と大きさに感動~]
・使役動物としてのゾウの歴史紹介や健康管理のためのトレーニングを通して,その知性が感じられる展示をします。
・アジアゾウの群れ飼育が可能な施設を整備し,繁殖を目指します。

展示動物

アジアゾウ

①
「秋都トンカム」(左)と「美都」(右)

②
左から「秋都トンカム」,「春美カムパート」,「冬美トンクン」,「夏美ブンニュン」


アメリカバク

③

ケープハイラックス

④

施設紹介

1 ゾウ舎の屋内観覧エリア
⑤
ガラス越しに寝室内のゾウを観察することができます。

2 ゾウコンタクトコーナー
⑦
小さな窓越しにゾウを間近で観察できます。ガラス窓の他にのぞき穴もあり,
ゾウの息づかいを感じることができます。

3 輸送箱
⑧
ラオスから子ゾウを運搬するのに使った本物の輸送箱を設置しています。

4 ゾウグラウンドメス用プール
⑨
複数頭が同時に水浴びしている姿を間近でご覧いただけます。深度も浅いところと深いところがあり,
ゾウが水浴びする場所を自分で選べるよう工夫しています。

5 堆肥化装置
⑩
毎日出る大量のゾウの糞を発酵処理し,肥料にしています。ここで作られた肥料は,
園内だけでなく学校や保育園などに配られ,野菜や花を育てるのに使われています。
※バックヤードエリアにあるので,一般の方にはご覧いただけません。

6 ゾウ放飼場
⑪
本来群れで生活するメスと単独で生活するオスの姿を再現するため,
放飼場はオスとメスで分かれることができるようになっています。
メス用の放飼場は複数頭がゆったり過ごすのに充分な広さとなっています。
また,オスとメスの放飼場の境には間隔をあけて石柱を配置し,飼育スペースの異なるオスとメスが
鼻を伸ばして互いにコミュニケーションをとれるよう配置しています。

7 バク舎の屋内観覧エリア

⑫
ガラス越しに寝室内のバクを観察することができます。

8 バク放飼場

⑬
バクの足への負担を軽減するため,砂を敷き詰めています。

9 ハイラックス放飼場

⑭
起伏のある岩場を再現し,トンネルや砂場など変化に富んだ環境となっています。
また,体温調節が苦手なハイラックスに配慮して床暖房を設置しました。