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2021年1月19日(火)~2021年2月14日(日)(公財)山階鳥類研究所との連携記念企画展の開催について

この度,京都市動物園と(公財)山階(やましな)鳥類研究所との連携記念企画展(講演会とポスター展)を開催しますので,以下のとおり,お知らせします。

「講演会」では,同研究所研究員の齋藤 武馬(さいとう たけま)氏から,小笠原諸島固有種となったオガサワラカワラヒワについてお話しをしていただきます。
また,同研究所を紹介する「ポスター展」も併せて開催します。

※イベントについては,新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を十分に講じたうえで実施いたします。なお,今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては,日程等を変更する場合がございます。その際は,速やかにお知らせします。

1 記念講演会
(1)日時 令和3年2月13日(土曜日) 午後2時~午後3時

(2)会場 京都市動物園 レクチャールーム
※広域の移動を避けるために,講演者である齋藤氏には,オンラインミーティングシステムのZoomを通して講演をしていただきます。

(3)内容 
テーマ 「絶滅寸前?! オガサワラカワラヒワの生態と保全」
講演者 齋藤 武馬 氏 (公財)山階鳥類研究所自然誌研究室研究員
【講演者コメント】
オガサワラカワラヒワはカワラヒワの亜種であり,小笠原諸島固有の亜種と考えられてきましたが, DNAや形態の違いから別種(固有種)であるという研究結果が2020年に発表されました。また,近年個体数が減少し,絶滅の危険性が高まっています。
オガサワラカワラヒワはどんな鳥なのか,遺伝的,形態的特徴から解説するとともに,減少している個体数の現状やその原因についても保全の立場から紹介します。

(4)参加費 無料(動物園入園料は必要です。)

(5)定員 50名(申込先着順)

(6)申込方法
ア 応募方法 メール ikimonomanabi@city.kyoto.lg.jp又は FAX 075-752-1974
イ 必要事項 件名「山階鳥研講演会 参加希望」本文に,参加者の氏名(複数名の場合は全員の氏名),電話番号。
ウ 募集期間 令和3年1月9日(土曜日)~2月12日(金曜日)

(7)主催 京都市

(8)共催 (公財)山階鳥類研究所

2 山階鳥類研究所を紹介するポスター展
(1)期間 令和3年1月19日(火曜日)~令和3年2月14日(日曜日)

(2)会場 京都市動物園 イーストギャラリー

(3)内容 (公財)山階鳥類研究所の歴史や最近の研究成果についてのポスター形式での発表,研究対象の鳥類の写真を展示

3 お問合せ 
京都市動物園 総務課(電話:075‐771‐0210)
※午前9時から午後5時まで。ただし動物園休園日を除く。

【参考】本市と(公財)山階鳥類研究所との連携について
「野生動物保全に関する研究及び教育普及の連携に関する協定」を平成30年11月12日に締結。野生動物保全のための「種の保存」と「調査・研究」,「環境教育」を実践する場としての機能充実を目指す「京都市動物園」と,動物特に鳥類に関する総合的研究を行い,我が国の文化や科学の発展,生物多様性の維持,地球環境の保全に取り組む「(公財)山階鳥類研究所」とが連携し,野生動物の理解,保全,共生に向けた取組を連携して行うことを目的とするもの。
平成30年度以来,毎年1月に連携記念企画展を実施しており,昨年度は,令和2年1月24日に連携記念シンポジウムとポスター展を実施している。


オガサワラカワラヒワ(オス成鳥)