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「野生動物学のすすめ」2日目(京大連携)


「野生動物学のすすめ」2日目は,京都大学との連携によって野生動物の研究者の方,野生動物保全の活動をされているNPOの方などに,ワークショップや講演会を行いました。

2019年4月14日(日)は,好天の前日とは変わって,いまにも雨が降り出しそうな天気で始まりました。
午前中のプログラムは,野生動物研究者が講師になる少人数ワークショップ。メニューは:
「動物の声を“見て”みよう」
「アフリカの草原」でキリンを観察してみよう!」
「京都市動物園検定」
に加えて,昨日に続いて
「どうぶつしあわせプロジェクト~ツキノワグマの小さな森編~」

写真は,「アフリカの草原」でキリンを観察してみよう!」のスナップショットです。


午前中,レクチャールームでは,ブース出展している団体の活動を紹介するミニトークを行いました。

日本モンキーセンター


オランウータンリサーチセンター(通称:オラ研)


ボルネオ保全トラスト・ジャパン


ポレポレ基金(POPOF)


マハレ野生生物保護協会

あいにく,午前中から雨が降り出し,午後の講演会にどれだけの人が来てくれるか心配しましたが,
13時を過ぎる頃から続々と人が集まりだし,開始時間の前に定員80名の会場は満員となりました。


「熱帯雨林の保全と動物園の役割」>
湯本 貴和氏(京都大学霊長類研究所長・教授/新たな「京都市動物園構想」検討会議・座長)



「クマの不思議な生態と生理~最近の研究からわかってきたこと~」
坪田 敏男氏(北海道大学獣医学研究科野生動物学研究室・教授)


それぞれ講演後も,質問の手がたくさん上がり,熱心に聴講されていました。

2日間にわたり,多様な視点から生物多様性を考える機会になったのではないかと思います。
ご参加いただいた皆さんに深く感謝します。

来年もまた,この時期に実施したいと思いますので,お楽しみに。


田中 正之