イベント

2018年10月28日(日)ヨーロッパオオヤマネコのお披露目式及び記念講演会等について

 京都・パリ友情盟約締結60周年を記念した交流事業の一環として,本年6月20日に門川大作京都市長がパリ動物園を訪問し,ヨーロッパオオヤマネコ1頭の受入れに係る協定への署名を行いました。
 この度,平成30年10月18日にパリ動物園から寄贈されたヨーロッパオオヤマネコ「ロキ(オス1歳)」を京都市動物園で受入れすることとなり,この受入れと合わせて,パリ動物園園長をお招きし,ヨーロッパオオヤマネコのお披露目式と講演会を下記のとおり開催しますので,お知らせします。

          記

1 日時
  平成30年10月28日(日曜日)午後1時から

2 内容
 ⑴ 記念講演会
  ア時間 午後1時から午後2時
  イ場所 レクチャールーム
  ウ内容 1パリ動物園でのヨーロッパオオヤマネコについて
          ピエールイブ・ビューロ(パリ動物園長)
          アレクシス・レクー(パリ動物園 副園長)
         2Everyday‘Cats’Fever!!
          ~ネコ科動物環境エンリッチメントの取組~
          岡部光太(京都市動物園 ヨーロッパオオヤマネコ飼育担当者)
  エ 定員  80名(先着)

 ⑵ お披露目式
  ア時間 午後2時10分から午後2時30分
  イ場所 もうじゅうワールド第二グラウンド前
  ウ次第 開式
         出席者紹介
         副市長あいさつ
         ヨーロッパオオヤマネコのお披露目
         閉式
  エ出席者 1パリ動物園:ピエールイブ・ビューロ パリ動物園長,
                   アレクシス・レクー パリ動物園副園長
          2本市:寺田市会議長,村上副市長,北村文化担当局長,片山動物園長
  ※ 一般公開は,午後2時30分から行う予定です。

3 寄贈を受けるヨーロッパオオヤマネコについて
 ⑴ 愛称  ロキ
 ⑵ 性別  オス
 ⑶ 出生年月日 平成29年5月17日 パリ動物園生まれ
 ⑷ 体長  130cm
 ⑸ その他  本園でのヨーロッパオオヤマネコの飼育は27年ぶりで,もうじゅうワールド第二グラウンドで
         展示します。

4 ヨーロッパオオヤマネコ来園記念展
 京都・パリ友情盟約締結60周年を記念し,図書館カフェでオオヤマネコに関する書籍やパリ動物園のパンフレットなどを集めた企画棚を新設するとともに,ロキの写真を掲示します。
 ⑴ 日程 平成30年10月23日(火曜日)~12月27日(木曜日)
 ⑵ 場所 京都市動物園正面エントランス 図書館カフェ
 ⑶ タイトル パリ動物園からヨーロッパオオヤマネコのロキがやってきた!
       「オオヤマネコ特集」

(参考1)ヨーロッパオオヤマネコ(英名 Eurasian Lynx 学名 Lynx lynx)
 ヨーロッパでもっとも大きなネコ科動物で,寒冷な気候に適応し,分厚い毛皮で覆われている。フランスでは,20世紀初頭に見られなくなったが,現在は東部の森林地域に見られるようになっている。体重:10-38kg,体長:70cm-130cm,産子数:1-4頭。
 平成30年9月30日現在,国内では3施設(宇都宮動物園,羽村市動物公園(東京都),王子動物園)で6頭(オス3頭,メス3頭)が飼育されている。

(参考2)京都・パリ友情盟約締結60周年記念事業
 昭和33年(1958年),京都市が初めて姉妹都市としてパリ市(フランス共和国)と友情盟約を締結し,平成30年に締結60周年を迎えることから,この節目の年を契機に,両市民による交流を深め,一過性ではなく継続的な交流につなげるとともに,京都の魅力を世界に向けて発信するために実施する交流事業。
 その交流事業の一環として,パリ動物園からヨーロッパオオヤマネコが本園に寄贈されることとなった。

(参考3)パリ動物園(別名:ヴァンセンヌの森動物園)
 パリ12区にある動物園。面積は,京都市動物園の約4倍にあたる14.5ヘクタールを誇り,昭和9年(1934年)に国立自然史博物館の一施設として設立された。平成20年から大規模改修工事のため一時閉園していたが,平成26年にリニューアルオープンした。現在は約180種,1000頭以上の動物が展示されている。