イベント

2018年10月28日(日)夜の図書館カフェ DE トークの開催について(10月)

 京都市動物園では,「生き物・学び・研究センター パワーアップ事業」として,「夜の図書館カフェ DE トーク」を下記のとおり開催しますので,お知らせします。
 閉園時間後に,正面エントランス1階の図書館カフェを利用して,参加者の皆様と様々な話題をお話しするイベントです。タンザニアのマハレ山塊国立公園で,野生チンパンジーの調査を行っている松本卓也さん(総合地球環境学研究所・日本学術振興会(※)特別研究員)をお招きして,チンパンジーやそこから見えるわたしたちヒトの進化についてお話しいただきます。なお,今回の図書館カフェDEトークは,9月29日から10月31日まで開催の「ほぼヒト!festival(チンパンジーとゴリラに関するイベント)」の一環として行います。

              記

1 日 時  平成30年10月28日(日)
        午後5時30分~午後6時30分

2 会 場  動物園  正面エントランス 図書館カフェ

3 内 容  「離乳期の野生チンパンジーは何を食べる?:赤ちゃん目線で捉える人類の進化 」
 母の胸に抱かれ,おっぱいをたっぷり飲んで育ってきた赤ちゃんに訪れる試練のとき,それが離乳です。野生チンパンジーの赤ちゃんは,どのようにしてアフリカの森の多種多様な植物の中から食物を選び,自立していくのでしょうか。
 今回のトークでは,そんな知られざる野生チンパンジーの赤ちゃんの奮闘を御紹介し,そして大胆にも,「人類の進化における赤ちゃん」へと話を進めてみたいと思います。
 ※ 30分ほど講演し,その後に参加者の皆様とお話しします。講演の内容については,動物園ホームページを御覧ください。(https://www5.city.kyoto.jp/zoo/

4 参加費  無料(図書館カフェSLOW JET COFFEE in the zooでの飲み物代は有料)

5 定 員  約20名(先着順)

6 申込方法  ⑴ 応募方法  メール ikimonomanabi@city.kyoto.lg.jp又はFAX 075-752-1974
          ⑵ 必要事項 件名「夜の図書館カフェ DE トーク参加希望」
             本文に,参加者の氏名(複数名の場合は全員の氏名)
          ⑶ 募集期間 平成30年10月3日(水)~30年10月26日(金)

7 問合せ先  京都市動物園 生き物・学び・研究センター
          電 話 075‐771‐0210

※1 総合地球環境学研究所
 地球環境学研究所として独自の研究を推進するとともに,「大学共同利用機関法人 人間文化研究機構(国立歴史民俗博物館,国際日本文化研究センターなどの6機関で構成)」の進める連携研究や,公開講演会・シンポジウムなどの事業に積極的に関わっている。同研究所は自然系アプローチを含む統合的な地球環境学の研究を人間文化の問題として位置付け,重層的かつ多面的な共同研究・共同利用を行う機関としてその役割を果たしている。

※2 日本学術振興会
 天皇陛下の御下賜金をもとに昭和7(1932)年に創設され,学術研究の助成,研究者の養成,学術に関する国際交流の促進など,学術の振興を図ることを目的とした機関で,研究者の活動を安定的・継続的に支援している。