イベント

2018年6月24日(日)2018年6月24日(日)夜の図書館カフェ DE トークの開催について

 この度,京都市動物園では,「夜の図書館カフェ DE トーク」を下記のとおり開催しますので,お知らせします。
 閉園時間後に,正面エントランス1階の図書館カフェを利用して,参加者の皆様と様々な話題をお話しするイベントです。今回は,京都大学デザイン学リーディング大学院の特定教授である川上浩司(かわかみひろし)氏をお呼びして,不便益の考え方やその応用例に関してお話しいただきます。便利なものが多い世の中ですが,時に不便であることがかえってよい効果をもたらすことがあります。そんな視点から日常を,そして動物の暮らしを見つめてみるとどんなものが生まれるのでしょうか。お茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で考えてみませんか?動物園で行っている環境エンリッチメント(#) などの取組の中にも,時に動物にとっては不便になることがかえってよい効果を生んでいるものもあるかもしれません。今回のカフェDEトークはヒトの営みを通して,動物について考えてみるという新たな試みです。
(#)飼育動物が心身ともに健康に暮らすには,動物本来の行動や能力が発揮できるようにすることが大切です。
 そのために行う様々な飼育の工夫を環境エンリッチメントといいます。
                             記
1 日時  平成30年6月24日(日)午後5時30分~午後6時30分
2 会場  京都市動物園 「正面エントランス 図書館カフェ」
3 内容  「不便でよかったこと,ありませんか?」
      川上浩司(京都大学デザイン学リーディング大学院 特定教授)
※ 30分ほど講演し,その後に参加者の皆様とお話しします。
 動物と話ができると,便利なような気がします。でも,不便だからこそ,心が通う気がしませんか?遠足のおやつは300円まで,というのは酷い気がします。でも,だからこそ,楽しい思い出になりました。車を組み立てるのに,流れ作業にすると楽チンで便利ですが,あえて何人かが寄ってたかって組み立てる方法があります。いざとなれば自分一人で車が組み立てられるって,誇らしいです。このような,不便で良かったことを集めてみました。
4 参加費 無料(図書館カフェSLOW JET COFFEE in the zooでの飲み物代は有料)
5 定員  約20名(先着順)
6 申込方法 ⑴ 応募方法 メール ikimonomanabi@city.kyoto.lg.jp又は
             FAX 075-752-1974
         ⑵ 必要事項 催し名「夜の図書館カフェ DE トーク参加希望」,
             参加者の氏名(複数名の場合は全員の氏名)
         ⑶ 募集期間 平成30年5月29日(火)~
             平成30年6月22日(金)
7 問合せ先 京都市動物園 生き物・学び・研究センター
      電 話 075‐771‐0210


川上浩司(京都大学デザイン学リーディング大学院 特定教授)