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2018年3月25日(日)第28回 夜の図書館カフェDEトークを開催しました

平成30年3月25日(日)に「夜の図書館カフェDEトーク」を開催しました。

今回は,京都府立大学大学院ランドスケープ学研究室の福井亘先生をお招きし,「鳥からみるみどり,みどりからみる鳥」と題して,まちの緑地とそこに飛来する鳥たちに関する調査研究について講演を行っていただきました。
図1
「鳥」は都市のなかの生態系ピラミッドの頂点に位置する生き物です。この鳥たちの多様性を調べることで,公園や庭,社寺林をはじめとする都市のなかの緑地が,どのような役割を果たしているのかが見えてきます。
図2
京都市内の身近な緑地とそこで出会える鳥たちを例に挙げながら,生き物そのものをじっくりみつめる研究分野とは少し違った視点の,生き物から考える緑地計画学のいまとこれからをお話いただきました。
図3
図5
図4
御参加いただいたみなさんからは,「イカルはどのような環境で出会えますか?」,「京町家の坪庭は鳥類にとって飛来地になりますか?」「今後,京都市内で緑の点と線を創出すると良い場所は具体的にどこですか?」といった御質問や,「緑を意識してみると鳥が,鳥を意識してみると緑がみえてくるということなど,勉強になった会でした。楽しかったです。」といった御感想が寄せられました。
御参加いただいたみなさん,ありがとうございました。

次回,4月の夜の図書館カフェDEトークの詳細については,後日お知らせします。
ぜひ御参加ください。

生き物・学び・研究センター
瀬古祥子