イベント
2018年2月24日(土)第27回 夜の図書館カフェDEトークを開催しました
平成30年2月24日(土)に「夜の図書館カフェDEトーク」を開催しました。
今回は,猟師であり,「ぼくは猟師になった」や「けもの道の歩き方」の著書でも知られる千松信也(せんまつ しんや)氏をお招きし,「 猟師が読み解く京都の自然 ~山が荒れたからイノシシが街に?~」と題して講演を行っていただきました。
たいへん多くの皆様からお申込みをいただき,受付開始日に即日満席となったため,今回は特別に夜の図書館カフェDEトークの同日午後2時からも追加講演を行っていただきました。
*追加講演の様子*
*夜の図書館カフェの様子*
森の中でのけもの道や動物たちの痕跡の見つけ方,猟銃を使用しない「くくり罠」による狩りの方法,獲物の命を無駄にしない活用方法,調理するまでに必要となるさまざまな工程での子どもたちとの共同作業など,たくさんのお話をしていただきました。
また,近年京都周辺の森で発生しているナラ枯れやイノシシ出没等についても,猟師としての経験や知識,昔の絵図からみる環境の変遷といった色々な知見からお話を聴くことができ,参加者のみなさんからも「子どもたちに伝えていきたいことは何ですか?」,「これからの猟のあり方は?」といった御質問や,「御本人から貴重なお話を伺えてよかった」といったたくさんの御感想が寄せられました。
御参加いただいたみなさん,ありがとうございました。
次回,3月の夜の図書館カフェDEトークのテーマは,わたしたちの身近にある公園などの緑の空間と鳥たちについてです。
詳細は後日ホームページでお知らせいたしますので,ぜひ御参加ください。
生き物・学び・研究センター
瀬古祥子