イベント

2015年11月22日(日)「きょうと☆いのちかがやく博物館」京都市動物園・京都府立植物園・京都水族館3園館連携 第6回連携ワークショップ「いきものスケール」のご報告

イベント案内でお知らせしてしておりました,
「きょうと☆いのちかがやく博物館」

京都市動物園・京都府立植物園・京都水族館3園館連携第6回連携ワークショップ
「いきものスケール」(キリン・ダイオウイカ・昆虫の場合…@植物園)
を実施しました。

以下に,当日の様子をご紹介します。

日時は,11月22日(日)10時~15時。
会場は,京都府立植物園 大芝生地。
ここに,京都市動物園,京都水族館,京都府立植物園,青少年科学センターの4施設の職員が,いきものの大きさ(スケール)をテーマにした体験学習を実施しました。

動物園のプログラムは,キリンの全身骨格を参加者と組み立てる実習でした。

1回の参加者は子どもたち10人。作業の手順を説明します。

それぞれの持ち場に分かれて,骨の接合部を確認しながら並べていきます。

30分かかって並べながら,キリンの身体の特徴を説明しました。

実習は,午前と午後の2回,実施しました。

続いては,京都水族館の下村実館長による,「イカの話」。
ダイオウイカのするめ(乾燥した標本)の前で,イカの身体の特徴を説明されました。

次には,植物園の高所作業車が登場。
空中から,世界最大の翼を持つ種子(インドネシアに分布するアルソミトラ・マクロカルパの種子)の他,様々な形の種子やその模型を飛ばしました。

続いて,サトウヤシの巨大な「葉っぱ」の説明。みんなで持ち上げてみて,
その大きさを体感しました。

科学センターは,カブトムシなどの大型昆虫の標本や,写真を展示しました。

「昆虫クイズ」も実施しました。

当日は,天気にも恵まれ,ワークショップの時間中,たくさんの親子が参加してくれました。ありがとうございました。
キリンの骨格は組み立てた後も展示をしてましたが,みんな興味津々でたくさんの質問をしてくれました。次は,動物園で生きているキリンたちに会いにきてくださいね。

早くも6回目のワークショップとなりましたが,回を重ねるにつれて,ますますお互いの得意分野について,知識の交換ができて,開催する側としても楽しみなイベントとなっています。
次回は水族館で開催予定です。お楽しみに。

 

生き物・学び・研究センター田中正之(文責)