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野生動物学のすすめ2日目(その2)
2013年4月21日(日)午後は,フクロウのペリット解体実習です。
肉食の猛禽類のフクロウのエサは当然,小動物になります。
フクロウは食べた動物のうち,消化しにくい骨や毛などを丸めて吐き出す習性があります。
フクロウが何を食べていたのか,探ってみようという実習です。
手順を説明して,参加者ひとりひとりにペリットを渡します。
ペリットに水を加えて,ペリットをほぐしていきます。
ていねいにほぐしていくと,動物の小さな骨が出てきます。
この骨が,どんな動物の,どこの部分かを確かめていきます。
ひととおり,解体が終わったら,フクロウについてもう少し詳しく学びます。
1時間ほどのプログラムですが,参加者はみな熱心に,取り組んでくれました。
生き物・学び・研究センター
田中正之