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飼育員ブログ

2020年8月12日 (水)
熱帯動物館は休館中ⅩⅩⅩ

熱帯動物館ファンの皆様へ
 動物園は6月19日から京都府民以外の皆様にも御来園いただけます。しかし,まだ3密を避けるため熱帯動物館は休館しています。
 そこで,引き続き,ブログやSNSで元気に過ごしている動物たちを御紹介します。なお,ケヅメリクガメは屋外放飼場が完成しましたので,ご覧いただけるようになっています。また,インドオオコウモリとハリネズミの屋外飼育を始めています。
 今回で,熱帯動物館で飼育している全種の紹介を終えることになりますが,残念ながら未だ開館の見通しがたたない状況が続いています。また,状況が変わりましたらお知らせさせていただきますので,それまでお待ちください。

ⅩⅩⅩ ヨツユビハリネズミ

 30回目となる最後は,今年度のアニマル園長を務めているヨツユビハリネズミです。写真は「ウミ」で,8月6日から屋外で飼育しています。ただし,夜行性動物なので,日中にご覧いただける機会はそれほど多くはないと思います。
 自然分布はヨーロッパ,アフリカ,中近東,東アジア(日本を除く),ロシア,インドで,日本やニュージーランドには外来種として分布しています。
 特徴である背中のハリは体毛が変化して硬化したもので,これにより敵から身を守る他,樹上から落下した際に衝撃を吸収して怪我を防ぐ役目もあると言われています。このハリの仕組みを応用したアメリカンフットボール用のヘルメットに使われる衝撃吸収材が研究開発されているそうです。こうした生き物の工夫にヒントを得て新しい技術やモノづくりに生かす科学技術のことを「バイオミメティクス」といいます。
 なお,ハリは普段は倒れた状態になっており,必要な時に筋肉の力で逆立たせており,丸くなった時にも逆立つようになっています。

 ただし,生まれてくるときは皮膚の中に埋まっていて,母親の産道を傷つけないようになっています。しかし,生後すぐにハリが出ている状態になります。

 ちなみに日本語では「ネズミ」と呼ばれていますが,実際はモグラに近く,ミミズなどを捕食します。動物園では,ハリネズミフード(ペットとして多く飼育されるため,専用の餌が作られています),コオロギ,小松菜を与えています。

 なお,今週末(8月14日,15日)も夜間開園を開催します。
 お時間がございましたら,御来園下さい。もしかしたら,動いているアニマル園長に会えるかも?ただし,じっとしていてお尻だけになるかもしれませんが…

副園長 和田

 

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