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2020年6月29日 (月)
獣医室だより067 フンボルトペンギンの開嘴呼吸

我々ヒトと異なり,鳥類には汗腺がありません。
従って,汗をかいて体温を下げることができません。
代わりに,体温が上がりすぎた場合には,嘴(くちばし)を開け荒い呼吸をします。
気道から水分を蒸発させ,気化熱で体温を下げようとするのです。
嘴を開いた呼吸方法ということで,これを開嘴呼吸(かいしこきゅう)と呼びます。

先日,ナンテンが開嘴呼吸をしているという報告を受けました。
気温が上がり始めた時期だったので,熱中症かと思い現場に向かいます。

陸地で腹ばいになって開嘴呼吸をするナンテン。
体温上昇以外にも呼吸器に異常がある場合などに開嘴することがあります。
一度診療室に戻り,過去の症状などを調べて治療するか検討したところ,ちょうど一昨年のこの時期にも同じ症状を示していたことがわかりました。
その後すぐに,飼育担当者から,開嘴呼吸が治まったと報告が入りました。

ナンテンにとっては,ちょっと暑かっただけなのかもしれません,
すぐそばにプールがあるので,他の子たちと同じように,水に入って体温を下げることはできるはずなのですが…

土佐

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