2020年5月21日（木）熱帯動物館は休館中　Ⅱ

熱帯動物館ファンの皆様へ
　動物園は５月18日に開園（京都府民限定）しましたが，３密を避けるため熱帯動物館は休館しています。
　そこで，元気に過ごしている動物たちを御紹介します。

Ⅱ　ケヅメリクガメ

　熱帯動物館のひかりのエリアで飼育しています。

　中央には自然光が差し込むように天窓が設置され，熱帯の雰囲気を醸し出すために，ミスト装置も設置されています。

　現在，メスのみ2頭を飼育しており，愛称はミヅキとヒナタです。

　後ろからは，後肢と尾の間に突起があり，これが「ケヅメ（蹴爪）」リクガメと呼ばれる所以になっています。

　上の写真はヒナタで，下の写真はミヅキです。この時は，ヒーターの下（1枚目の写真株で赤く光っているところ）でじっとしており，フゥーフゥーフゥーフゥーという呼吸音が聞けました。
　ちなみに，飼育担当者は，この後ろ姿の右側の甲羅の切れ込みの部分で区別しているということでした。

　また，6月になり外気温が安定したら熱帯動物館西側に準備をしている屋外放飼場にデビューする予定です。
　もうしばらく，お待ちください。


副園長　和田