飼育員ブログブログ

2020年6月4日(木)ウサギの豆知識その3

前回から少し時間が空いてしまいましたが,第3回はウサギの種類についてです。

世界には90種類以上のウサギの仲間がいますが,それらはウサギ科とナキウサギ科の2つに分けられています。
日本には、ウサギ科のニホンノウサギ,エゾユキウサギ(ユキウサギの亜種),アマミノクロウサギ,ナキウサギ科のエゾナキウサギの4種が生息しています。
二ホンノウサギが生息数も多く,最も身近なウサギですね。

二ホンノウサギ (ウィキペディア日本語版より引用)

飼育されているカイウサギは,海外から持ち込まれた種類です。
「カイウサギ=ノウサギを家畜化したもの」と思われがちですが,実はカイウサギはヨーロッパアナウサギという種類を家畜化したものなので,ノウサギの仲間ではありません。
名前の通り,アナウサギの仲間は土に掘った穴を巣とします。
そのため,カイウサギも穴を掘るのがとても得意です。
一方で,ノウサギは浅いくぼ地を巣にするため,アナウサギほど穴掘りは得意ではないようです。


穴を掘るカイウサギのトロロとその様子を見守るコンブ(写真右下)

また、カイウサギは、夏毛と冬毛で色が大きく変わることはありませんが、積雪地域に暮らすノウサギは,白い冬毛が生えるため,夏と冬では見た目が大きく異なるという特徴もあります。

余談ですが,私はいつか野生のエゾナキウサギを見に行ってみたいと思っています。

エゾナキウサギ (ウィキペディア日本語版より引用)

耳が長くなく,ウサギというよりはネズミっぽい見た目ですが,とってもかわいいですよね!?
皆さんもお気に入りのウサギを探してみてくださいね♪

おとぎの国  髙橋 葵