2020年4月21日（火）ご近所散歩で生きもの観察　その１

通勤路の桜並木がピンクから新緑に変わりました。
不安な状況の中ではありますが，生きものたちは時の流れとともに姿や行動を変えていきます。

冬の間は枝しかなかったエノキにも，美しい新芽が出てきて，葉を出し始めています。

休園中の動物園でなくても，生きもの観察はいっぱいできますのでいくつかご紹介したいと思います。

まずは，ツバメです。
みなさんの身近なところに巣作りを始めているところもあると思います。

ご近所散歩をしている時，こんなシーンを見かけました。

雨上がりの水たまりに２羽のツバメが。

感のいい方はもうお気づきですね！

ツバメたちが去った後，そこを見てみるとなにやら跡がついています。

そうです。
巣材として，泥を運んでいるところだったのです。

写真を撮ってからものの数分で，さきほどのツバメ夫妻はまたこの場所へ泥を採りに来ました。
そして，また去っていく…を繰り返していました。

みなさんもご近所散歩で運動しながら，生きもの観察してみませんか？
いつもは気にしていなかったものを気にして見てみると，本当にいろいろ楽しいことがありますよ。

生きものたちは，毎日ただやるべきことをして生きています。
私たちもそれに習い，みんなで今やるべきことをやっていきましょう！！

「ご近所散歩で生きもの観察」その２もお楽しみに～♪

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種の保存展示課　タカギナオコ