飼育員ブログブログ

2020年3月27日(金)今年のエミューの卵

京都市動物園のエミューのメス,ジニーは飼育下の平均寿命の20歳を超えて,もう高齢と言ってもいい年になっています。

エミューは冬に卵を産むのですが,去年の時点でジニーは卵を産む数も少なかったり,殻がやわらかい卵を産んだりもしていたので,「今年はもう卵を産むのは厳しいかなぁ…」と思っていました。

そう思っていた1月中旬に卵を1つ産みました!

卵を産んだことにも少し驚いたのですが,その卵をよーく見てみると…

「小さい!!!」

エミューの卵はとても大きいので,普通は手で持つとてのひらが隠れるくらいの大きさですが,今年ジニーが産んだ卵はにわとりの卵よりも少し大きいかなーくらいの大きさでした。

今年はこの1つしか卵を産まなかったんですが,小さくても殻がしっかりした卵を産む元気がまだあって良かったなぁと少し安心。

 

そしてエミューはオスが卵をあたためたり,ヒナを育てたりします。

オスの豪くんは卵の数が少ないせいもあると思いますが,去年は卵にワラをかけるだけであたためはしませんでした。

今年も卵に大事そうにワラをかけるだけで,「まぁそうだよね」と思っていたある朝。

「おぉぉ!卵をあたためている!しかも謎に自分の背中にもワラをかけている!笑」

と驚いたのですが,担当者が餌を設置すると

せっせと卵にワラをかけて

せっせと自分の背中にもワラをかけて(なぜ…?)

餌を食べに出てきました。そしてそのあと卵をあたためることはありませんでした^^;

でも,豪くんも卵をあたためる気はあるんだなぁと少し成長を感じた気分になりました(笑)

 

今はぜひ動物園に!とは言いづらいご時世ですが,動物たちは変わらず元気なのでご安心ください♪

 

エミュー担当 なかはら