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2019年6月15日(土)キンタロウの成長について

最近,キンタロウの体の小ささを心配するお声をよく頂きます。

確かに,キンタロウは他の生後6カ月のゴリラに比べると小さいです。

私たちも,生後数か月のころから彼の体の小ささについては心配し,注意して見るようにしてきました。ただ,現在,彼を見ている中で特に健康に異常があるような様子は見られません。ゲンキは一生懸命子育てしており,キンタロウは小さいですが,しっかりゲンキの体に自力で捕まる力があります。梁に上ったり下りたりするときには,ゲンキは両手をキンタロウから離しますが,キンタロウが落ちそうになっているのは見たことがありません。いつもしっかり捕まっています。

キンタロウが小さい原因としてはいくつか考えられます。ゲンキは,キンタロウが生後6カ月経った現在も,常にキンタロウを腕に抱き,大事に大事に育てています。そのため,キンタロウは這ったり歩いたりする機会がまだなく,手足の筋肉などの発達が遅れています。そのため,体つきもまだ幼く,小さい可能性があると考えています。
 

母親の子育てにも個体差があります。私たちは,ゲンキがきちんとキンタロウを育ててくれることを信じて,私たちにできる限りのサポートを考え,実行しながら,彼らの様子を見守っていきたいと思っています。

皆様にも,キンタロウがこれからも健康にゴリラらしく成長していくことを祈りながら,見守って頂けると嬉しいです。

私たちの現状でのキンタロウの成長に対しての考えをまとめた全文はこちらをご覧ください。

ゴリラ担当 安井