飼育員ブログブログ

2019年6月13日(木)出会いと別れ

おとぎの国に新たな仲間が加わりました!
天王寺動物園からやって来た1歳のオスのテンジクネズミ2頭です。
本園の個体には食べ物の名前を付けることが恒例となっているため,悩み考えた結果,それぞれ「オコメ」,「オコワ」と命名しました。現在はまだバックヤードで過ごしていますが,今後のふれあいでの活躍にご期待ください。
 
       「オコメ」

        「オコワ」

そして,嬉しい出会いの一方では悲しい別れも。
6月に入り,テンジクネズミのモールス,ウヅキ,スズが相次いで亡くなりました。
死因は各々ですが,3頭とも小さな体で最後まで一生懸命生きてくれました。
特にモールスは,今年で来園8年目のスーパーおばあちゃんでした。
可愛がってくれた方々,ありがとうございました。

      「モールス」

     「ウヅキ」
 
      「スズ」

平均寿命が5~6年と言われているテンジクネズミは,私たちヒトより早く成長し,早く老いていきます。
時間の流れの早さに頭がついていかない時が多々ありますが,毎日の時間を大切にしながら,向き合っていきたいと思います。

ちなみに!約50頭いるテンジクネズミの中で,最年長の個体は,既に8歳になっている「ハマ」です。

ウルトラスーパーおばあちゃんの応援,よろしくお願いします。

テンジクネズミ担当 髙橋 葵