飼育員ブログブログ

2019年5月29日(水)モヤモヤします・・・。

アカゲザルが暮らす,サル島です。

5月に入り,遠足の子どもたちが増えてきました^^
サル島で掃除をしていると,アカゲザルたちを見ながら子どもたちや先生がよく「ア~イアイ♪」をうたっています。
↑アカゲザルの「テンプラ」

細かいなぁと思われるかもしれませんが,正確にはアカゲザルは「アイアイ」ではありません!
「アイアイ」という種類のサルがいて,みなさんがよく歌っているのはその「アイアイ」の歌です。
アイアイはアフリカのマダガスカルに生息するサルの仲間です(「みな~みの島~の~♪」のところですね)。ギョロっとした目をもち(お~めめのま~るい~♪),木の奥にいる虫をほじって食べるため,中指がとても長くなっています。

おそらくイヌを「ワンワン」と呼んだり,ネコを「ニャンニャン」と呼ぶように,サルを「アイアイ」と呼んでいるのかもしれません^^;

見た目はかなりアカゲザルとは違っています。残念ながら京都市動物園ではアイアイは飼育していないので,もし本物が見てみたい方は上野動物園に行ってみてくださいね♪

 

だれかアカゲザルの歌を作ってくれないかなぁ・・・と思う日々です。

おまけ
 
老猿ホームのおばあちゃんたちは日陰で総崩れでした(お昼寝中)

アカゲザル担当  板東 はるな