飼育員ブログブログ

2018年12月19日(水)ヨシ刈りしました~

園内にある噴水池の南側に
小さなヨシ原があります!
このヨシとは漢字で書くと葦となるのですが
ほんとはアシと読むのですが
関西では「悪し(あし)」と発音が一緒で
あまり響きが良くないことから「良し(よし)」となったようです。

噴水池のヨシ原


夏のヨシ原(7月)↑

冬のヨシ原(12月)↑

春に芽を出したヨシは夏に成長し秋には枯れます。
枯れたままにしていると池が荒れてしまうため刈り取ってしまいます。

ヨシ刈りは京都精華大学の学生さんたちに手伝ってもらいました。

そして刈り取られたヨシは干して乾かすために少しずつ束ねました。

段々刈り取られていきます!

そしてスッキリ!!

刈り取ったヨシをすべて束ねて
束ねたヨシは「京都の森」にある田んぼで干します!

モートラックいっぱいになりました(^o^)
田んぼに移動です♪

運ぶのも学生さんたちにお手伝いしてもらいました!

寒い中たくさん頑張っていただきありがとうございました。

いよいよ束ねたヨシを田んぼで円すい形にしながら立てかけ
完成です!!!

これを「丸立て」と言います。
こうして乾燥したヨシは「よしず」などの材料に使われます。
動物園でもシマウマのグラウンドにある
エサ場の屋根に利用しています!
今年のヨシは何に使おうかな~?

こんな冬の風物詩も見に来てくださいね~

種の保存展示課 ひらやま