飼育員ブログブログ

2012年11月7日(水)KARIBU TANZANIA~タンザニア研修報告 河村目線鳥両爬編~

現在両生類,爬虫類を担当しているもので。
個人的に鳥観察も好きなもので。

「アフリカ・タンザニアに行ったからって,ゾウとかキリンとかライオンとかチンパンジーがすべてではない!!」

と,いうことで,何気なく街や国立公園を歩いているのでは気づかないし見過ごすであろう小さな存在たち,でも,その土地で生きている,日本では見かけることのない多くの生き物を感じるために,日本より飛行機に乗る時から双眼鏡をひっさげ10日間を過ごしました。

ほんの一部ですが,そのいくつかをご紹介
↓↓↓↓


ランダムに行きますが,これはサイチョウの仲間。
セレンゲティ国立公園に入り始めの方で見つけました。
カラスではありませんよ!?


こっちがカラス!ダルエスサラームという都市にて。
よ~く見てみると,首から肩にかけてが灰色でしょ?
日本のカラスは全身が黒いけど,住むところが違うと姿もいろいろ変わるんやねぇ。
田舎にいたカラスは黒白のツートンでした!

  
わかりますか?同じ鳥です。セレンゲティにいたショウノガン。
オールバックで口ひげをつけた一昔前のジェントルマンみたいな鳥。
地面でチョロチョロ歩いているのを見つけるのはなかなか難しい!


セレンゲティにて。トキコウです。
トキのようでコウノトリ…てことだそうです。
ややこしい名前を付けないでほしい。。。


鮮やか模様対決。こっちはセレンゲティで見たゴシキドリ。キレイです。


そしてこっちはゴンベ国立公園で見たアラレチョウ。キレイですね~。
これはオスです。メスはもう少し地味になります。
どこの国でもだいたいオスが鮮やかでメスが地味ですね。
メスの方がお化粧して派手派手なのは,人間くらいかしら??

  
もちろん爬虫類も見ましたよ!
左は建物の壁にたくさんウロチョロしていたヤモリ。夜虫を捕まえて食べているところを見つけました。右はその中で1匹だけ見つけた違う種類のヤモリ。
「あぁ~ただのヤモリか・・・」
と見過ごすことなかれ!!


ナイルワニ!!大きなワニです。
セレンゲティの水場で発見。
あるところでは,水場に来たバッファローのそばをワニが近づき,食べる気はないようでそのまま前を通り過ぎるところを観察しました。


そして・・・・・・
セレンゲティの夕方に見たゴマバラワシ。
猛禽は飛んでいるところをいくつか観察しましたが,この鳥が一番近くで観察できた鳥です。

お??何やら足元に何かのかたまりがあるような。。。

これは今週土曜日のイベント「タンザニア研修報告会」にて,ちょこっとご紹介致しましょう♪

11月10日(土)  13:30~  動物園図書館視聴室

で行います。
これまでのブログで紹介したこと,ブログでは紹介していないこと,いろんなことを報告いたします。お時間がございましたらぜひお越しください☆
「両」=両生類も,ここではなく報告会にて。。。

かわむら