救護センターブログブログ

2023年6月7日(水)ツバメ類の受難の年

このところ立て続けに、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメの計4羽が保護されて、救護センターに来ました。
 
(イワツバメは参考写真)

昨年度はツバメの持ち込みが1羽あっただけなので、今年度は4羽の持ち込みがあっただけでも、めっちゃ多いなーと感じます。
南から渡って来たツバメたちは、今は巣作りや子育ての真っ最中で、街中をヒュンヒュン飛んでいますね。
救護されたツバメたちは、その最中に人工物にぶつかったり、引っかかったりして、ケガをしたのだろうと思われます。
4羽のうち3羽は、治療の甲斐なく亡くなりました。

4月に来たツバメは、断翼手術後も治療を続けています。

元気に餌を食べる日が続いたかと思うと、急に餌を食べずに沈鬱になります。
頭を強く打っていたのかもしれません。
週に2回ほど注射による治療を続けていますが、あの小さな体でよく頑張っているなぁと感心します。
一日も早く体調が安定してくれることを願っています。

野生鳥獣救護センター よしかわ