救護センターブログブログ

2022年7月1日(金)6月の救護センター

6月の持ち込みはとても少なく、メジロとイソヒヨドリの2羽だけでした。
 
メジロは少ししか飛べず、リハビリを続けていましたが、肺出血で亡くなりました。
イソヒヨドリは園内の窓ガラスにぶつかったようですが、軽症だったので、その日のうちに放野できました。

電話での問い合わせは40件を超えました。
その殆どが、ヒナに関する問い合わせです。

しかし今年は今までとは違っていました。
「飛べないヒナが道端にいるが、どうしたらよいか」という内容が多かったのです。
ヒナを自宅に連れ帰る前に連絡をいただき、ありがたかったです。
連れ帰ってしまうと、ヒナを憐れむ気持ちで助けたつもりが、親鳥からヒナを奪い去ることになってしまうからです。

地面にいるヒナでも、親鳥がエサを与えに来る可能性がとても高いので、決してヒナを拾わないでくださいね。
どうしても気になるなら、ヒナを人目に付かない所へ誘導して、あとは親鳥に任せましょう。

野生鳥獣救護センター よしかわ