救護センターブログブログ

2021年12月20日(月)里山の恵み

今年は柿の生り年のようですね。

たわわに実をつけた柿の木を,今もあちらこちらで見かけます。
柿は野鳥にも人気の果実です。トロトロに熟した実は甘く,救護センターにいたメジロはよく食べていました。

12月の初めに京都市森林文化協会様からいただいた渋柿を使って,干し柿を作ってみました。

柿は,紐でくくりやすいように,T字に小枝を残してくださっていました。

さて,初めての干し柿づくり。失敗するかもしれないので,控えめに8個で挑戦。意外と簡単に準備できたので,ちょっと欲が出て,翌日にはさらに4個追加しました (^^♪
日当たりが良くて雨が当たらない所に柿を吊るすのが,鉄則のようです。
救護センターでは2階の階段の踊り場が最適な場所になります。

日中はここで干しました。

2週間後,カビも生えずに干し柿が出来上がりました。
切ってみると,中はねっとりした半生タイプで,なかなか美味しそうです。ビギナーズラックですね。
 

救護センターには今のところ干し柿を食べる鳥はいないので,アオバト舎で使いました。
小さく刻んでエサに交ぜたら,食べていました。
来年も柿が豊作なら,また干し柿づくりにチャレンジしたいと思います。

野生鳥獣救護センター よしかわ