救護センターブログブログ

2021年11月17日(水)高病原性鳥インフルエンザが発生!

国内複数個所で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。そのため,検査優先種1と2に該当する27種の鳥の受け入れを中止しています。


救護センター掲示板でもお知らせしています。

救護センターによく保護されるマガモやヒドリガモなどのカモ類,ホンドフクロウやオオタカ,ハヤブサなどの猛禽類は,受け入れできなくなっています。

ただし,カモ類や猛禽類でも,検査優先種3に該当する種であれば,現在は受け入れ可能です。
身近な鳥を例に挙げておきます。
カルガモ,コガモ,トビ,チョウゲンボウ,オオバンは,京都市内で保護された成鳥ならば,受け入れできます。


カルガモ。黒い嘴の先が黄色いカモです。


コガモ。オスは目の周りの緑色とお尻の黄色い三角形が目印。

 
トビ。空を舞うように飛ぶタカ科の猛禽です。尾羽はバチ状(パッツン前髪風)に見えます。


チョウゲンボウ。ハヤブサ科の小型猛禽です。ハトぐらいの大きさです。


オオバン。おでこと嘴が白く,体が黒い水鳥です。カモに似ていますが,ツル目クイナ科の鳥です。
今年度から検査優先種3になりました。

感染地区での防疫措置が完了して一定期間が過ぎるまで,検査優先種1と2の受け入れを中止しますことを,ご了承ください。

高病原性鳥インフルエンザウイルス感染対策については,京都府農林水産部農村振興課のホームページをご参照ください。
http://www.pref.kyoto.jp/choujyu/birdflu.html

野生鳥獣救護センター よしかわ