救護センターブログブログ

2021年10月30日(土)9月の救護センター

鳥類7種の持ち込みがありました。

アカショウビン
3件の持ち込みがありました。そのうち1羽放鳥し,2羽は亡くなってしまいました。

アカショウビン(過去の救護個体)

セグロカモメ
夕方に建物の屋根に落下してきたそうです。脚が動かずじっとしているところを保護されました。

セグロカモメ

ツツドリ
ガラス窓への衝突・落下により左鎖骨の骨折がありました。2週間ほど救護センターで療養し,自然へ帰りました。

ツツドリ

アオサギ
2件の持ち込みがありました。1羽は持ち込まれたときにはすでにかなり痩せており,どちらも右翼の開放骨折が見られました。

アオサギ(過去の救護個体)
アオサギの翼の骨折

ヤマガラ
足に血がついている状態で持ち込まれました。恐らく動物に襲われたと思われます。

画像:ヤマガラ

オオタカ
9月の終わりごろに持ち込みがありました。飛翔能力が回復し,10月22日に放野しました。

画像:オオタカ

メボソムシクイ
3件の持ち込みがありました。3羽とも詳細な原因は不明ですが,恐らく衝突が原因と思われます。3羽ともすぐに回復しました。

画像:メボソムシクイ

ツツドリ,ヤマガラ,メボソムシクイ,オオタカが自然へ帰りましたが,アカショウビン,セグロカモメそしてアオサギは残念ながら亡くなってしまいました。今月は多くの種類の鳥類が持ち込まれました。

救護センター:なが