救護センターブログブログ

2021年6月26日(土)4月の救護センター

鳥類(ツバメ,ヤマセミ),ほ乳類(ムササビ)が持ち込まれました。

残念ながら,ツバメ,ムササビは亡くなってしまいましたが
ヤマセミは現在,救護センターで保護飼育中です。

(参考写真)
ツバメ
歩道の真ん中にいたところを救護され,左翼の骨折が確認されました。
日本では夏鳥として知られ(一部地域では越冬するものもいるようです。
春の訪れを感じさせてくれる鳥です。

(参考写真)
ムササビ
鉄条網に引っ掛かり,とれなくなっていたところを救護され,
前足には鉄条網が食い込み,前足を中心に周辺の皮膚が裂けていました。
夜行性の動物なので,夜間に鉄条網に引っ掛かってしまったようです。



ヤマセミ
ビルの敷地でとべない状態で弱っていたようで,鎖骨の骨折が確認されました。
写真は救護センターに到着時のもので,現在は広いケージに移動して生活しています。
まだ羽根の状態が悪く野生に戻れる状態ではないので,救護センターでは魚を食べて過ごしています。
早く野生復帰できることを願っています。

救護センター なが