2021年6月24日（木）5月の救護状況

5月は翼を骨折したツバメやコシアカツバメが相次いで持ち込まれました。

　ツバメ（参考写真）

　コシアカツバメ

複数個所を骨折していたり，折れた骨が露出した開放骨折だったり，症状はとても厳しいものでした。
たとえ命を救えても肉体的な苦痛が常に伴うと判断し，やむを得ず安楽死の処置を選びました。

1羽でも多くの命を救いたいけれど，命を救うことで，かえって鳥たちが苦痛や恐怖を感じて生きることにならないか，安楽死について改めて考えさせられた5月でした。

野生鳥獣救護センター　よしかわ