救護センターブログブログ
2019年7月13日(土)イラガの幼虫の季節です (>_<)
*おことわり*
このブログには,毛虫の写真が掲載されています。
毛虫が苦手な方はご注意ください。
見るともなく,救護センターの周りに植わっているカナメモチに目をやると
葉脈だけになった茶色い葉があちこちにありました。
幹もシュロ皮のような繊維質のモヤモヤになっています。
これは・・・
「イラガの幼虫がこの辺にいます」というサインではないか! (`^´)」
(以前,虫に詳しい方に教えてもらいました)
しゃがみ込んで葉の裏を見上げると,いました,いました!
びっしり,いはりましたえ!
イラガの幼虫にはトゲトゲがあり
これに触れると,一週間は激痛と痒みに苦しむとのことです。
イラガの幼虫はバラ科の植物によく付きますが
バラ科のカナメモチだけでなく,アケビ科のアケビにも付いていました。
マメ科のフジにも付くんですよ。
この幼虫を食べる鳥はいないものかと調べましたが
鳥はあまり毛虫を好まず,
カッコウやホトトギスは毛虫好きでも,ここまでは食べに来てくれないし ...
ならば,駆除するのみ!
ゴム手袋をし,ピンセットで葉をつまみ,ハサミで葉をチョッキン♪
これを新聞紙にくるんで,ゴミ袋に捨てます。
今回は8か所(8枚の葉裏)で駆除できました。
救護センターに来られる方々に,毒虫の害が及ばぬよう
周辺の整備をするのも,私たちの仕事の一つです。
初秋にもイラガの発生ピークがあるので,頑張ります!
救護センタースタッフ 吉川