救護センターブログブログ
2019年6月25日(火)花だより 14 ハナハマセンブリ
イカル
「どこ?」 「ほら,ナツツバキのそば」
京都の森にある救護センター掲示板周りに限定した植物紹介です。
見過ごしてしまいそうな小さな花を中心にお届けします。
ハナハマセンブリ(リンドウ科)
1980年代に確認された外来種です。
最近,見かけるようになりました。
花がきれいで,長持ちするせいか,
園芸植物のように庭で育てられることもあります。
ピンク色の小さな花が風になびく姿は,可憐です。
しかし,私の知る限りでは,花が咲きだすと茎がふにゃぁと倒れこみます。
そんなに花が重たいはずはないのに…。
土が悪くて(← ちょっと掘ると石がゴロゴロ),根の張りが良くないのかな?
ふにゃあ
掘り出した石で支えています (^_^;)
葉は十字対生(じゅうじたいせい)です。
2枚の葉が対になって付いているのを対生と言いますが,
これが90度ずれて付いていくのが十字対生です。
ハーブのミントやバジルも十字対生です。
どんな植物が十字対生なのか,草を観察するのも楽しいですよ。
救護センタースタッフ 吉川