救護センターブログブログ

2019年6月22日(土)5月の救護状況

<救護件数>
5月は鳥類5種6羽の搬入がありました。
そのうち,次の2羽が元気に野生へと帰っています。


                                           カワヒラワ


                                         ハヤブサ

<救護原因>
誤って釣り針を飲み込んでしまったマガモが搬入されましたが,
残念ながら翌日に死亡しました。

釣り糸がくちばしに絡まれば餌を食べることができなくなり,
また,体に巻き付いた釣り糸が電柱や木に引っ掛かり,身動きが取れず,
そのまま衰弱ししてしまうケースもあります。

<対策>
釣り針・糸は適切に処理をしましょう。
野鳥が自力で釣り針・糸を外すことはそう簡単ではありません。
放置するとゴミとして環境を汚すだけでなく,
命を奪う可能性があるということを多くの方に知って頂けたらと思います。

ご協力よろしくお願い致します。

救護センター担当 アベ