救護センターブログブログ

2018年12月19日(水)そばにいるよ オオバン

京都の森にある救護センター掲示板では
京都市内で見ることのできる野鳥を随時,紹介しています。
今回は,オオバンです。

冬になり,あちこちの川や池で
ヒドリガモやキンクロハジロなどのカモ達に交じって泳いでいる姿を
よく見かけるようになりました。

オオバンはカモではなく,ツル目クイナ科の鳥ですが,
クイナ科の鳥にしては泳ぎが上手なので,
カモっぽく見えますね。


ずんぐりとした体つき,小さな目,広いおでこのような白い額板が相まって
どことなく間抜け顔(ゴメン!)
水中にうっすら見える足指が,びっくりな形をしています(@△@)

弁足です。

木の葉のようなヒラヒラが指についています。

オオバンは植物食系の雑食です。
水にもぐり,水草を取って食べたりもします。

みんなで壁面の草を食べているのかな。

京都府のレッドデータブックでは準絶滅危惧種ですが,
京都市内の河川で観察することができます。

                               救護センタースタッフ 吉川