救護センターブログブログ

2018年5月9日(水)4月の救護状況

先月は鳥類6羽と哺乳類1頭の持ち込みがありました。
そのうち次の3羽が元気に野生へと返っています。
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                カワラヒワ
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                 ササゴイ
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                 キビタキ

4月から特に治療を頑張っているのが,このハヤブサです。
(過去の記事をご覧ください。「頑張る彼女」)

現在も治療継続中のため,エリザベスカラーを装着しています。
この状態は非常に視野が狭く,
目の前にエサがあっても認識することが困難になります。
また,ハヤブサはくちばしと脚を使ってエサを飲み込めるサイズまで
引き千切るのですが,それもできません…。

しかーし,このハヤブサにとっては問題ありませんでした!

なぜなら日頃からトレーニングを行っているので,
人と接することに慣れているのです!

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普段はかたまりで与えているお肉ですが,
今回は食べやすいようにひと口サイズに切ります。


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「はい,あ~ん!」
日々のトレーニングのおかげで治療中でも難なくエサを食べることができました。

これが十分にトレーニングが進んでいないハヤブサだとこうなります。blog20180508_5
「あの,エサです…」

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「ちょっと,エサ…」

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「……」

トレーニングは昨日,今日ですぐに結果が出るものではありません。
救護センターは非公開施設のため,みなさんにご覧いただくことはできませんが,
日々トレーニングを頑張っているハヤブサたちのことも知っていただけたら
嬉しいです。

   救護スタッフ アベ