救護センターブログブログ

2015年4月17日(金)春がやってきました。


冬鳥がだんだんと少なくなり,夏鳥であるツバメたちが
日本へと渡ってくる時期です。

救護センターでも冬鳥の持ち込みから夏鳥の持ち込みへと
変わってくる時期です。
(今は冬鳥と夏鳥のどちらも救護される季節です)

今年,救護センターに持ち込まれた冬鳥は

◎イカル
◎クイナ
〇ジョウビタキ
〇シロハラ
◎トラツグミ
◎ハイタカ
〇ホシハジロ
〇マガモ
◎ヤマシギ
◎ルリビタキ

(◎は西日本で冬鳥とされている種)
でした。

クイナの持ち込みは4年ぶりです。
京都府では絶滅危惧種に指定されています。

道路上で怪我して動けなくなっているところを保護されました。

警戒心が強く,一年を通して水辺近くのよく茂った草地や,
アシ原の中で生活していることが多いようです。
危険がなければその外側の水辺にでてきて採食したり,
日光浴をするようです。

はっきりとした原因はわかりませんが,
その時に車にひかれたのかもしれません。

残念ながら,治療の甲斐なくクイナは亡くなってしまいました。

p.s誰もいない救護センターの哺乳類ケージに訪れた
冬のお客さんもいました。

ジョウビタキです。

                            救護センタースタッフ 勝見