救護センターブログブログ
2013年2月17日(日)オオコノハズク
オオコノハズクが持ち込まれました。
救護センターへの持込みは,4年ぶりです。
交通事故が原因で持ち込まれました。骨折などはありませんでしたが,左目に怪我をしています。
オオコノハズクの目は,オレンジ色です。
日本では,北海道で夏鳥,それ以外の地域では,留鳥です。
平地から山地に住み,夜行性です。ネズミなどの哺乳類や鳥類,カエル,ヤモリ,昆虫類などを捕らえて食べます。
救護センターでは,馬肉,鶏頭,コオロギを与えています。
頭には,羽角があります。羽角とは,哺乳類の耳(耳介)のように突出した,羽毛の束ですが、耳(耳介)ではありません。
羽角が何のためにあるのか,はっきりわかっていませんが,「威嚇や感情表現に使われているのではないか」という説があります。
耳は,フクロウと同じように目の横についています。
羽も,フクロウと同じ様に先がまとまっておらず,切れ込みが入ったようになっています。
現在は,左目も開くようになりました。
まだしっかり見えてないようですが,早く良くなってほしいと思います。
救護センタースタッフ 村上