救護センターブログブログ

2012年3月10日(土)動物園に移動しました。

 野生復帰出来なくなった鳥が,動物園で飼育されることになりました。
左中手骨を骨折し,断翼したため飛べなくなったユリカモメが,大水禽舎へ。

今回は,ユリカモメの引渡しまでの経緯をご紹介したいと思います。

 
こちらは,個体を識別するためのマイクロチップと,マイクロチップリーダー(読取機)です。
大水禽舎にいる鳥には,全てマイクロチップが入っています。 

 
このように胸にマイクロチップを入れます。

  
チェック。

 
一目で個体識別できるように,脚にカラーリングを付けます。
これで準備完了!

いよいよ大水禽舎のプールの中へ。
他の鳥にいじめられたりしないかドキドキです。
 

放してしばらくすると,他の水鳥に混ざって水浴びをする等リラックスした姿を見せてくれて一安心。
大水禽舎には,過去に救護センターから行ったユリカモメがいるので,仲良くしてくれればいいなと思います。

動物園へお越しの際は,ぜひ探してみて下さいね。
                         

救護センタースタッフ 江幡