生き物・学び・研究センターブログ

2025年1月24日(金)センターの日誌087 ゾウのグラウンドの耕運

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。

11月に、一時屋外展示を休止したアジアゾウのグラウンド
これを機会に、ゾウ担当者と相談し、グラウンドの改良を行うことにしました。

アジアゾウのような体重の重い動物では、その体を支えるために、健康な足を保つことが大切です。
日々削蹄や保湿でケアを行っていますが、今回、足にやさしいグラウンドを目指して、土を耕しました。

精華大学の学生と一緒に、普段田んぼの作業に利用する耕運機で耕していきます。
家庭用の小型のものですが、これくらいの大きさの機械の方が、小回りが利いて使いやすかったです。

長年踏み固められてカチカチだったグラウンドが、足跡やタイヤ痕が残るぐらいに柔らかくなりました。
アジアゾウの福祉向上になれば、と思っています。

土佐