生き物・学び・研究センターブログ

2024年9月20日(金)センターの日誌069 夏休み動物園教室:「外来生物問題」について考えてみよう

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。

今年も、8月に夏休み動物園教室を開催しました。
午前中の涼しい時間に、屋内作業を中心として、生き物について学んでいただくイベントです。

今年の小学3・4年生向けのテーマは『「外来生物」について考えてみよう』。
京都市動物園の噴水池を中心に、外来生物とは何か、何が問題なのかを知ってもらうことが目的です。
室内で説明を行った後、早速噴水池に。
竹の枝、タコ糸、クリップで作った釣り竿に、スルメをつけて池の中に入れます。

たくさんのアメリカザリガニが釣れました。

ウシガエルの餌として持ち込まれたアメリカザリガニは、現在日本のあちこちで見られます。
在来種のザリガニとの違いや、環境へ与える影響について、クイズも交えながら勉強しました。

なお、安全のため、通常開園中の噴水池でのザリガニ釣りは禁止となっています。
釣竿をお持ちいただいても、ザリガニ釣りをしていただくことはできませんのでご注意ください。

土佐