生き物・学び・研究センターブログ

2024年8月29日(木)センターの日誌066 カラスとスイカ

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。

今年、おとぎの国の屋上庭園ではスイカを育てています。
苗が1つ余ったので、京都の森の棚田の一番上、牧草畑の隅に植えてみました。
前回の「ゴリラと牧草」の写真の一番下に、よく見ると小さなスイカが見えますね。

スイカは、熱帯アフリカの乾燥地帯由来の植物であり、水はけのよい土地を好みます。
昨年まで稲を育てていた場所のためか、屋上庭園のスイカほどには育ちませんでした。
それでも、小玉スイカくらいにはなるかと思っていた矢先…

ある朝、中身がきれいに食べられてしまいました。
内側に線状にえぐった跡があったので、犯人は鳥類、おそらくはカラスでしょうか。
種を除いてきれいに完食しています。

京都の森の株は残念な結果に終わりましたが、屋上庭園のスイカは順調に育っています。
次回は、こちらの経過についてお知らせしたいと思います。

土佐