生き物・学び・研究センターブログ

2024年7月6日(土)センターの日誌058 牧草畑

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務をご紹介しています。

昨年は稲を育てていた京都の森の田んぼ。
下二段の棚田は今年も稲を植えましたが、今回、一番上の棚田にはソルゴーの種を播いてみました。

ソルゴーは、世界的に生産されている作物の一つで、ソルガム、モロコシ、タカキビとも呼ばれます。
トウモロコシも、地方によりモロコシやトウキビと呼ばれるのでややこしいのですが、ソルゴーとトウモロコシは属レベルで別種。
室町時代に伝来したソルゴーがモロコシと呼ばれ、その後戦国時代に伝来した作物が、「唐から来たモロコシ」でトウモロコシと呼ばれるようになったようです。
ソルゴーは、現代日本では主に牧草として生産され、当園でも草食動物の餌として購入しています。

種蒔き後数日経った様子。
一斉に芽吹いています。
どちらかというと、雑草の芽のような見た目です。

2か月で1.5m位にまで成長しました。
世話をしなくてもぐんぐん伸びるので驚いています。

ソルゴーは、草丈が低い間は毒性があります。
十分伸びたことを確認して、草食動物への給餌を始めました。
特に、ニシゴリラの飼育担当者が、定期的に刈って使用しています。
彼らの健康的な食生活に役立ててもらえればと思っています。

土佐