生き物・学び・研究センターブログ
2024年3月24日(日)(ゴリラのお勉強)ゲンタロウとキンタロウ、それぞれのペースで
京都市動物園「ゴリラのおうち~樹林のすみか~」の建物内に、ゴリラたちがタッチモニターに向かって「お勉強」をする部屋があります。
この日、ゴリラのゲンタロウ(12歳)はのんびりと食事中でした。ゴリラの「お勉強」の時間は、彼らの夕食時なのです。ゴリラたちの食事は、草や木の葉が中心。そんな食べ物がたくさんある中で、気が向けばお勉強に参加してもらうやり方です。ゲンタロウが食事をしている間に壁面に取り付けてあるタッチモニターに問題を出して、待つこと約10分。ようやくその気になってくれたのか、ゲンタロウが画面に向かいます。画面は木の枝葉に隠れていて映像では確認できませんが、数字が1から16まで、画面のランダムな位置に提示されていて、それを順番に押していき、最後まで正しい順場で押せたら「せいかい(正解)!」という画面と、ごほうびのリンゴやニンジンが1かけら自動給餌機から届けられます。
「ゴリラのお勉強」の予定は、京都市動物園HPのこちらのページでお知らせしています。
やっと勉強を始めるのか!?と思ったら、小枝を道具として食べ物を取り出すフィーダーに向かうゲンタロウ
やがて時間となり、部屋の仕切りが開放されると、キンタロウ、モモタロウが入って来て、ゲンタロウは出て行きました。
モモタロウも、問題の出ている画面には向かわず、フィーダーに向かいます。
そしてモモタロウが部屋を出ていき、ようやくキンタロウがお勉強開始。
この日の様子を、動画でも見られるようにしました。YouTubeの京都市動物園公式チャンネルにアップしましたので、よろしければご覧ください。