生き物・学び・研究センターブログ

2024年2月6日(火)科博連サイエンスフェスティバルに出展しました

令和6年2月4日(日)、京都市青少年科学センターと京エコロジーセンターを会場として行われた、科博連サイエンスフェスティバルに、「きょうと☆いのちかがやく博物館」連携の仲間と一緒に出展しました。

科博連(かはくれん)は、京都市内の科学系博物館などで構成される「京都市科学系博物館等連絡協議会」の略称で、毎年2月最初の日曜日に、科学体験イベント「サイエンスフェスティバル」を開催してきました。

科博連について、詳しい説明はこちら(青少年科学センターのサイト)

今回のサイエンスフェスティバルには、前回の 「きょうと☆いのちかがやく博物館」特別編 と同様に、植物園、水族館、科学センターに加えて、きょうと生物多様性センターと、京都都市緑化協会も、「きょうと☆いのちかがやく博物館」4園館連携ブースとして出展しました。各施設の内容は、科博連サイエンスフェスティバルのページでご確認ください。

京都市動物園のブースは、アジアゾウの「トモ」の骨格標本の前でした。

京都市動物園の展示は、「動物と自然の関わりを知ろう」というテーマで、京都市動物園で飼育していた日本産動物(京都市内にも生息している、ニホンツキノワグマ、ホンシュウジカ、ホンドギツネ等)の頭骨標本や、毛皮などの標本を展示してその体の特徴などを説明しました。

また、「きょうと☆いのちかがやく博物館」特別編に続いて、生物多様性カードゲームも行いました。これは、京都産業大学のPBL科目として「京都市動物園コース」を選択した学生達が考案して制作したもので、神経衰弱の要領で、自然界で関係のあるペアを探していくものです。2023年度は5人の学生達が「生物多様性って何? どうして大事なの?」という課題について学び、その伝え方として考案してくれたものです。報告書はこちらのページで公開しています。

参加者に渡した、ペアの関係を説明したもの。小さいお子さんでも、紙を見ながらゲームを楽しんでくれました。

今回、自分でやりながら写真が撮れなかったので、前回の「特別編」のときの写真です。

植物園は、「旅するタネ」がテーマで、 サーキュレターで折り紙のタネを飛ばし、種が風に乗って運ばれる様子を観察するプログラム。

水族館は、「『京都ペンギン相関図2024』解説と成長足形スタンプ」

きょうと生物多様性センターは、「どんぐりインクアート」に挑戦と、昆虫樹脂標本の展示。

京都市都市緑化協会の、「生きもの育む田んぼ~「いのちの森」田んぼ図鑑~」

そして、科学センターは、「いきものクイズラリー」として、出展団体の各ブースでクイズが出され、その答えのキーワードを組み合わせると答えができるというプログラム。

2月4日は、朝から曇り空でしたが、科学センターにはたくさんの親子連れがサイエンスフェスティバルに参加してくれて、この日一日で2388人が入館したとのことでした。

これで2023年度の「きょうと☆いのちかがやく博物館」連携の取組は終わりましたが、来年度も連携の取組は続けていきますので、お楽しみに!!


田中正之