生き物・学び・研究センターブログ

2023年10月7日(土)センターの日誌019 稲刈り

生き物・学び・研究センターは、動物園内にある、教育と研究を行う部署です。
このブログでは、動物園にあるけど飼育ではない、センターの業務を御紹介しています。

10/1に、田植にご協力いただいた皆さんと一緒に、京都の森の田んぼの稲刈りを行いました。

生憎前日に雨が降り、足場が悪い中での作業となりましたが、皆さんどんどん刈り取ってくださいました。
刈り取った稲は、うるち米ともち米の2種類。
大人が手で握ることができる本数をまとめて稲わらで縛って、束にしていきます。

でき上がった束を、竹と木で作った台に掛けていきます。
この台は稲木とも呼ばれ、穀物乾燥機が普及する以前は、日本各地で見られたものです。

通常はスズメ除けのためにいろいろな工夫をするのですが、当園では収穫量が稲木5本程度であることから、防鳥ネットをかけることで対応しています。
雨の日には防水シートをかけなければならず、脱穀まではまだ気が抜けません。
昔の農家の方はもっと大変だっただろうなと思いつつ、毎日天気予報をチェックしています。

稲は、収穫から約2週間干す予定です。

土佐